2011-06-12

e03

(集積その9) いかなる見方といえど、それは方向性である.
気体はその分子運動論においてBrown Motion(浮遊動勢)の典型をなしている.だが流体でさえもそうだ.個体もその雰囲気を漂わしている.それらを凝集した集合としての有機体か無機体としてみる.この辺が無限への浮遊動勢の複雑な発端である.無限はどこまでも無限、それを集積しても無限は無限の極限値を指示してくれるだろう.それでもなお人間は存続状態をしている.種々雑多な具体物を集合させ、それをまた結合させ他の結合物ヘ関与させて、反復し、続かせ果てしない繰り返しをゆらぎの形で持つ。ぎこちないが真空地帯を散歩する人体のように。これらはなぜか?.-No.3より

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